帝京大学溝口病院 西良先生が考案されたジャックナイフストレッチ
腰痛持ちの方、体の固い方、スポーツをしている方、ぜひ試してみてください。
理論は以下になります。
拮抗筋の収縮を伴い、目的筋への相反抑制反射を利用することです。
つまり、膝を伸ばす時に大腿四頭筋(ももの前側の筋肉)が収縮します。その時に拮抗筋(膝を曲げる筋肉)であるハムストリングス(ももの裏側の筋肉)が緩まないと、膝を伸ばす時に抵抗がかかり、膝を伸ばすことが出来ません。その為、関節の曲げ・伸ばしの動作では、拮抗筋(収縮する反対側の筋肉)が緩む仕組みになっています。通常、筋肉を無理やり伸ばすと、痛みが出る為、伸ばそうとする筋肉が収縮してしまい、ストレッチが効率良くできません。しかし、相反抑制反射を利用すると痛みが出づらく、筋肉の収縮を抑えられる為、ストレッチの効果が高く関節可動域の増加が期待できます。 ストレッチの格好が、ジャックナイフの形に似ている為、西良浩一准教授がジャックナイフストレッチ理論と命名しました。
やり方:しゃがんだ状態で両足関節をしっかり保持し胸と太腿をピタッと付けたまま(股関節は完全屈曲するのがポイント)膝を伸ばしていきます。
できるだけ膝を伸ばしていき、胸と太腿は離れないように注意してください。
この状態で10秒間力を入れましょう。これを5セット行ないます。
朝と夜の2回行なえば効果的です。
そして私、体が硬く実践してみました。
10月8日から毎日2回ストレッチし17日後の10月24日に再度撮影。
まだ床には手が着きませんが、腰の角度が変化してきました。
ストレッチをし始めてから起床時のだるさが少し楽になりました。
疲れが抜けやすくなったのかもしれません。
今後も継続して行なっていきます。床までぴったり着きたいですね。
※イグナル鍼灸院では小中高の学生向けの治療コースをはじめました。
スポーツ障害、外傷でお悩みの方は是非ご来院ください。
1回の治療ではなく、継続したケアで早期回復、早期復帰をお手伝いいたします。