肉離れとは
スポーツなどで筋肉に急に強い収縮力がはたらいた時、そのストレスで筋肉が耐えきれなくなって筋組織が損傷、断裂することがあります。
この病態を通称、肉離れといいます。
時間が経って炎症の症状がおさまりはしたものの、筋肉が瘢痕化(しこりになった状態)し、関節の曲げ伸ばしや、運動時の痛みがあるのではないでしょうか。
患部は元より、周囲の筋肉も縮んだ状態で固まっています。
肉離れを起こしやすい動き
- スタートダッシュ時
- ジャンプの踏み切りや着地
- ストップ動作、切り替えし動作
肉離れが起きやすい身体の状態としては以下が挙げられます。
- 筋肉の柔軟性が低下している
- 疲労などによる筋肉の拘縮(こうしゅく)
- 関節の可動域が低下している
肉離れを起こさないために
メジャーリーグで活躍するイチロー選手はケガが少ないことで有名です。
メジャー移籍後2001年から2013年までの13年間、2072試合で欠場が僅か42試合です。
多くの選手が肉離れで戦列を離れる中、イチロー選手は肉離れで戦列を離れたという話を聞いたことがありません。
その秘訣は日々の欠かさぬストレッチです。
体の調子は日々違います。
優秀なアスリートほど、それを敏感に感じるものです。
今日の調子はどうなのか、筋肉の張りは強いのか弱いのか、どこが特に疲れているのか、毎日妥協なくそれを把握したうえで入念なストレッチを行なうのです。
だからケガをしそうなアクシデントがあっても、体が十分動いてくれるのです。
日々のケア
普段あまり運動をしていない方
普段から筋肉を使っていないため、筋肉の柔軟性が低下している可能性がありますので、日々のストレッチをお勧めします。
始めた当初はストレッチによって筋肉痛がおきることもあります。(言い換えればストレッチは軽い運動と同じストレスにもなります。)
毎日運動しているアスリートの方
ストレッチをすることで血流がスムーズに循環し、疲労回復につながります。
しかし、普段ストレッチをしていても筋肉の疲労回復が追いつかずに、疲労が蓄積されて肉離れになることもあります。
できれば身体のメンテナンスの専門家に身体の状態を見てもらうと良いでしょう。
運動前のウォーミングアップを入念に行いましょう。
当院の肉離れに対する施術
ストレッチをするにしても痛くて伸びない、曲がらないという方や、マッサージを受けても筋肉がほぐれず、なかなか改善がない場合は、当院のインディバ・アクティブによる施術をおすすめします。
インディバ・アクティブを使うと、絡み合って固まった筋肉を芯から温め、ほぐすことができます。
コンビネーションとしてマッサージ、鍼治療を組み合わせる事で更に効果が高まります。
数回の施術で変化を感じることができるはずです。
まずはプロのマッサージを受けてみてください。
その効果は歴然です。