みなさんこんにちは。イグナル鍼灸院関本です。
前回はベーシックなものをお伝えしましたが、今回は少し筋力トレーニングを織り交ぜてお伝えいたします。
手首、肘の痛い方は注意して行なってください。
※上の写真は肩甲骨内転運動(背骨に両肩甲骨を寄せること)&胸を伸ばす体操です。
3秒キープして一度リラックスします。これを10回行なってみてください。
デスクワークをされている方々はどうしても姿勢が丸くなりがちです。
そうすると肩が前に出て顎が上がった状態になります。この姿勢が長時間続くと、より肩首がコリやすくなります。
出来れば1時間に1セット(15回)、「ストレッチその1」も併せると理想です。
下の写真は悪い例です。
肩の力が入り、首がすぼんだ状態です。
これでは肩こり筋をさらに緊張させることになりますので、肩の筋肉はなるべくリラックスさせた状態で首をすぼめずに行ないましょう。
手すりのある椅子に腰掛け、立ち上がろうとする姿勢をとります。この時、肘は完全に伸ばし切った状態です。肩の力を抜き、首がすぼんだ状態がスタートとなります。足は着いていてかまいません。
次にすぼんだ首を伸ばしていきます。意識としては肩甲骨から下の筋肉を固く縮めて肩を下げていきます。
この動作を3秒数える中で1回行ないます。
1セット10回が目安です。
最初は動きが難しいので着いている足を使って、手にかかる負荷を減らしてもかまいません。
この運動は、すぼんでいる(縮んでいる)肩を伸ばすエクササイズです。
僧帽筋下部、広背筋を鍛えることによって、いわゆる「いかり肩」を少し「撫で肩」にする事により、肩こりしにくい体になります。
この運動、ストレッチは1回行なったから改善するものではなく、日々コツコツと行なう事で、少しずつ変化していくものです。
皆様にセルフケアの大切さを知っていただきたく、このような書き込みを致しました。興味のある方は是非やってみてください。