皆さんこんにちは。イグナル鍼灸院の関本です。
だいぶ更新が空いてしまいました。
今回はハムストリングストレッチのご説明を致します。
ハムストリングストレッチ
まず仰向けに寝て、腰部を無理なく反らします。(床と背骨の隙間を広げる)
ストレッチする側の膝裏を両手で抱えます。(股関節の角度は約90度)
股関節の角度(90度)は維持したまま、大腿前面の筋肉に力を入れて膝を伸ばしていきます。(深く曲げた股関節が浅くならないよう注意)
1回につき10カウントを一生懸命!「前モモの筋肉を縮め」てくださいね。 これを5回行ないましょう。
前モモを縮めた結果、ハムストリングがしっかりと伸ばされます。
このストレッチメカニズムは普通のスタティックなストレッチ(例:開脚して左右に体を倒してストレッチするやり方)と異なる「相反抑制」を用いたストレッチになります。
「相反抑制」とは、主動筋(ここでは大腿前面)が緊張しているときには、反対側の拮抗筋(ハムストリング)がリラックスするように神経機構が調整する働きのことをいいます。
ストレッチ感でやや痛く感じる方もいるのでリラックスしている様には感じ無いかもしれませんが・・・
股関節を90度曲げている事でハムストリングを効率よくストレッチすることができます。
しばらくの間行なって、慣れてきましたら10カウント×10回行なってみてください。
前屈の柔軟性も高まり、腰にかかる負担も激減します。
是非皆さん試してみてください。